自分が入学を希望している看護大学院の教官と面談をし、自分が行いたい研究と、担当教官が得意としている研究がある程度合致しているかを見るのが、研究室訪問の1つの目的です。
例えば、大雑把ですが、自分が質的研究をしたいと思っていても、担当教官が量的研究を得意としている場合、そこには溝があります。
教官としては、質的研究をしたいのならば、質的研究を得意としている教官がいる看護大学院を受けるように言うと思います。
また、研究テーマが、担当教官や教室が得意としているテーマから大きく離れている場合も、そのテーマを得意としている看護大学院を受けるようアドバイスされることがあります。
研究室訪問は、教官との顔合わせ程度のものではなく、自分の研究と教官や教室の研究とが合っているかを見るものです。
合否に大きく影響してくるものなのです。
当然ですが、研究室訪問時には、どのようなテーマで、どのような方法で研究していこうと考えているのかの2点については、しっかりと練っていくことが必要です。
研究方法を考えず、研究室訪問をしても、研究していく気持ちが本当にあるのかと思われるだけです。
研究テーマ・研究方法をしっかりと練って、研究室訪問をしてください。
以下に、研究室訪問を希望する際の、教官へのメール例を載せます。
(担当教官名前)教授様
突然のメールをお許しください。
私は、〜に勤務しております(〜大学看護学科〜年の)○○と申します。
来年、○○大学大学院○○学分野○○課程に入学させていただきたいと考えています。
次に、『大学院進学を希望する理由や、研究室訪問を希望する理由』を書く。
研究内容、研究活動について、お話を伺いたく、研究室訪問を希望します。
ご多忙中恐縮ですが、見学のお時間をいただけないでしょうか。
○○教授の御都合の良い日時を教えていただけると幸いです。
私の訪問可能な時間は、以下です。どうぞよろしくお願い致します。
○月○○日(火) 終日
○月○○日(水) 終日
○月○○日(木) 終日
○月○○日(月) 終日
○月○○日(木) 9:00〜15:00
○月○○日(金) 9:00〜15:00
どうぞよろしくお願い致します。
氏名
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