笑顔が大切!保健師公務員試験の面接

笑顔が大切!保健師公務員試験の面接

保健師職採用の公務員試験での面接の極意

笑顔が大切!保健師公務員試験の面接

保健師の公務員試験の内容には、殆どのところで専門科目、教養科目、そして面接があります。

 

今回は、保健師公務員試験の面接対策についてお伝えします。

 

保健師の公務員試験では筆記試験の点数ももちろん必要ですが、面接も非常に重要です。

 

保健師は日常的に保健指導や相談の場で、人と話すことを仕事としています。

 

「自分の言葉でわかりやすく伝えたいことを相手に伝えることができるか」は保健師の資質としてとても重要なものだからです。

 

公務員試験の面接には集団面接、個別面接がありますが、保健師の場合、個別面接を実施するところが多いです。

 

また、集団面接を取り入れていても、個別面接も併せて実施することが多いです。

 

私は面接試験の前に、公務員試験の面接対策の本を購入しましたが、公務員試験面接対策の本は正直、保健師の場合はあまり役立たなかったと思います。

 

公務員試験の面接対策の本には、公務員として知っておくべき時事問題に対する質問が多く記載されていたのですが、そのようなことは聞かれませんでした。

 

保健師は資格職なので、時事問題に関する質問というよりは、保健福祉行政に関わる内容を聞かれます。

 

私が受験した際には、
「災害時における行政保健師の役割について、あなたの考えをお聞かせください」
ということを聞かれました。

 

日頃から保健福祉に関する自分の考えをまとめておくといいと思います。

 

ノートにテーマを書いて、自分の考えをまとめて、それを何度も見直していくと、本番でも答えることができると思います。

 

面接で定番の質問項目は以下です。

 

1.なぜ看護師でなく保健師なのですか?

 

2.自分の長所と短所はどのようなところですか?

 

3.自己PR

 

4.どうして本市(本県、本区)を志望しているのですか?

 

5.なぜ自分の住んでいる市や区を受験されないのですか?

 

6.保健師は住民からの苦情に接することもあります。その際、あなたはどのように対応しますか?

 

7.これまで自分が力を入れて取り組んだことはありますか?それはどのようなことでしたか?そこからどのようなことを学びましたか?

 

8.希望しない課に配属されたらどうしますか?

 

少なくともこれらについては、スムーズに答えられるように準備しておくことが大切です。

 

これら以外に、私は、面接シートに記載してあった卒論のテーマ「産後うつの予防」に関連して、
「産後うつ予防について、あなたの考えをお聞かせください」、
「産後うつ予防に関して保健師の役割は何だと思うか」
というような質問が出ました。

 

卒論について質問を受けたり、保健医療に関することで質問を受けることもありますので、卒論について説明できるようにしておいたり、日頃から保健医療、福祉に関するニュース等を見て、「自分の考え」、「保健師としてどのようにすればいいか」について考えていきましょう。

 

行政保健師の採用試験では、当然ですが、面接も点数化されています。

 

論理的にしっかり答えることができている等の場合は、点数が高くなり、これには練習が必要です。

 

誰か他の人に見てもらい、わかりやすい説明になっているか、納得できる説明になっているかを見てもらうことで上達します。

 

面接官としては、しっかり面接対策もしてきたのかな、自分の考えをまとめてきたのかなというのは、見ていてすぐわかります。

 

合格のためには、ぜひ面接対策をしっかり行い、試験に臨んでほしいと思います。

 

今まではそこまで多くありませんでしたが、最近は予備校で講義や面接対策をしてきたいる方が多くなってきています。

 

実際、今年受かって入職した保健師は何らかの形で予備校を利用していました。

 

通学していた人や通信教育を受講していた方など、保健師を目指す受験生のレベルは相対的に以前と比べると上がってきています。

 

保健師免許を取得するために大学院に行って取得した人もいますし、入念に対策をして保健師採用試験に臨むことが大切だと思います。

 

また、保健師公務員試験の面接のコツとしては、たとえ返答に困ったとしても「はっきりと自分の言葉で自分らしく」伝えることだと思います。

 

そして何よりも大切なのは穏やかな笑顔です。

 

事務職の公務員試験でも同じですが、保健師は「この保健師さんになら相談してみようかな」と思えるような、そんな人間性の豊かな人材が求められています。

 

保健師についてご質問がありましたら、こちらよりご質問ください。

 

どのような質問でも遠慮なくご質問くださいね。