国立大学と私立大学の概要を述べていきます。
国立大学と私立大学では、看護大学編入試験の難易度や科目が異なります。
看護大学編入試験は、一般的に、「英語」「看護」「小論文」「面接」の受験科目があります。
国立大学は、上記のような試験科目であるのがほとんどです。
しかし、私立大学の場合は、「英語」が試験科目にない大学もあります。
「小論文」がない大学もあり、国立大学と比べると、科目が少なく、負担が少なくすみます。
また、授業料が大きく違います。
それらを踏まえ、志望校を決定していきましょう。
大学によっては、地域看護で有名な先生がいる大学や看護管理で有名な先生がいる大学等もあります。
自分が将来どのような分野で働いていきたいかを考え、自分が興味がある分野で有名な先生がいる大学を選び、その先生の講義を聞きたいがために、この大学を選んだという選択基準もいいです。
先生は異動される場合もありますが、将来を考え、自分にとって有意義な選択をしてください。
多くの国公立大学で、看護編入試験を実施しています。
自分が住んでいる地域の国公立大学や、憧れている大学において、看護編入試験が実施されているか調べてください。
ホームページを見るとわかります。
試験の科目としては、「英語」「看護」「小論文」「面接」が主です。
難関といわれる大学、たとえば大阪大学、神戸大学等も編入試験を実施しています。
これらの大学の「看護」の過去問を見てもらえばわかりますが、すごく難しいというわけではないです。
クエスチョン・バンクなどの看護師国家試験問題集をやり、その後、これらの大学の過去問をつぶしていけば、入試本番でも解けます。
「英語」はセンター試験レベル以上は当然求められますが、英語は勉強していけば必ず成績が上がる科目であり、対策が取りやすいです。
難関大学でも、「英語」は勉強すればするほど得意になっていくので、恐れるに足りずです。
一般的な大学の偏差値と編入試験問題の難しさはリンクしません。
偏差値が高い大学でも、看護編入試験では、合格できる可能性が多くあります。
私立大学の看護編入試験の看護の問題は、看護師国家試験に毛が生えた程度です。
難しくありません。
私立大学の編入試験対策としては、「看護師国家試験問題集」と「志望する大学の過去問」をやっておけば十分でしょう。
私立のトップといわれている慶応義塾大学と聖路加看護大学は、編入試験は学士編入のみなのでここでは述べることはできません。
日本赤十字看護大学は、試験科目に「看護」はありません。(年度によって変更がある可能性があります。募集要項等で確認してください)
「現代文」、「面接」です。
面接は、集団討論があります。
集団討論は、ほとんど喋れなかった人も合格していたそうです。
その他の大学に関しても、「看護」は、看護師国家試験に準拠か毛が生えた程度です。
「英語」は、センター試験レベルであることがほどんです。
クエスチョン・バンクなどの看護師国家試験問題集を一通りやり、その次に私立大学の過去問に目を通すと、そのことがよくわかります。
私立大学難易度は、国立より易しめという感じです。
受験生の数や募集人数に怖くならず、対策を取っておけば受かります。
国立では、
入学料 282,000円(平成24年度)、授業料 535,800円 (平成28年度)
であり、5月と11月に払うことになります。
授業料については、改訂がある場合もあるので、各大学のホームページや募集要項を必ず確認してください。
私立では、
入学料 約400,000円 授業料等 約1,500,000円
ほどです。
私立は、大学により授業料に幅が大きく、国立よりも大幅に金額がかかります。
全国の大学の看護3年次編入学試験情報は、こちらをご覧ください。
国立大学には、入学料免除制度や、授業料全額免除、半額免除制度があります。
お金が厳しい人でも、国立大学は検討する価値はあると思います。
免除に関しては基準があります。
各大学によって、入学料免除制度や、授業料免除制度の基準があり、自分が志望する大学のホームページにその基準が掲載されている場合がありますので、確認してください。
看護大学編入試験は勉強すれば合格できる試験です。
私立大学もいいですが、国公立大学も夢ではありません。
自分が行きたい大学を志望しましょう。
そこが一般的に難しいと言われている大学でも、編入試験に向けて勉強すれば、一般入試よりも簡単に合格できます。
ぜひ夢を掴んでください。
看護大学編入試験の具体的な勉強法については、こちらをご覧ください。
また、看護大学編入について、わからないことは遠慮なくこちらより、ご質問ください。
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看護大学編入試験に合格した際には、こちらをご覧いただき、編入生としての学生生活に向けて準備を始めていきましょう。