看護大学院試験は、英語、看護一般問題、看護専門問題、面接などが課されます。
ここでは、看護問題に関して、「看護一般問題」、「看護専門問題」の2つの対策について述べます。
まず初めに、看護一般問題についてです。
試験で看護一般問題が課せられる看護大学院では、理想の勉強手順としては、看護師国家試験問題集を復習し(看護師免許を取ろうとしたときに勉強しているはずです)、その上で、志望する大学院の看護一般問題過去問をやるといいです。
しかし、過去問には解答がついていません。
志望する大学院の看護一般問題の過去問を解きますが、解答は自分で調べないといけません。
自分で、ネットとかを駆使して、解答を見つけないといけないのです。
この作業が大変でした。
私の場合、1問あたり30分ぐらい解答を見つけるために時間を取られ大変でした。
3時間勉強しても、5、6問しか進まず、辛かったとしか言えません。
合格したいがために、必死で調べていきました。
看護師国家試験問題集を復習することに関して、時間がない場合は、やらないという選択肢もありです。
本当は、やるべきと思いますが、どうしても時間がない時は、志望する大学院の一般問題過去問をやった方がいいです。
大学院の過去問の方が優先されます。
それは、看護一般問題も、各大学院ごとの傾向があり、毎年のように、その傾向に沿った問題が出されるからです。
時には、同じ問題が繰り返し出されていることもあり、大学院の過去問が優先される理由はここにあります。
看護一般問題への対応として、看護師国家試験を復習し、その上で、志望する看護大学院看護一般問題の過去問をやっていくというのが基本です。
時間がかかる科目ですので、早めに対策を始めましょう。
自分が専攻する分野の問題が出されます。
多くの方が、自分が臨床で従事している分野を専攻すると思うので、試験対策は取り組みやすいです。
勉強法としては、大学院の過去問を見て出されている問題の解答を調べて、それを暗記すればいいです。
研究室訪問時に院生に会い、そこで看護大学院試験過去問を入手できる方は、ぜひ入手しておきましょう。
一般的に、専攻分野の問題というのは、5問ほど出され、そのことについて論述したり、定義を書いたりします。
過去問をやっていくとわかりますが、同じ問題が繰り返し出されています。
過去問30題ぐらいの解答を作り、それを覚えれば、ほぼ完ぺきです。
同じ問題のオンパレードなので、対策をすれば、得点源になります。
しかし、私の場合、上記のように対策して試験に臨みましたが、試験形式の変化があり、苦戦を強いられました。
なんとか臨床経験で得た知識を総動員して解答しましたが、苦しみました。
私の看護大学院受験体験記は、こちらをご覧ください。
看護大学院予備校でも、看護専門科目対策講座がありますが、お勧めしません。
看護大学院試験で出題される看護専門科目は、大学院ごとに大きく偏りがあります。
A看護大学院の○○領域は、毎年、看護理論が出題され、同じ領域でもB看護大学院では、看護理論は全く出題されず、患者への教育指導について出題されるというように、大学院ごとに偏りがあります。
これは、看護大学院の試験が、その領域の教官の研究テーマに関する問題が出るということと関係しています。
A大学院の○○領域では、教官が看護理論について研究していて、入学してくる大学院生にも基礎的な看護理論知識を備えている人を欲しているので、そのような問題を出しています。
看護大学院の専門科目試験は、志望する大学院の教官の研究テーマに関することが出題されることがほとんどです。
そのため、看護大学院予備校で行われている一般的な看護専門科目試験対策講座では、自分が知らなくてもいいことも勉強しないといけなくなり、無駄が多いです。
看護専門科目試験対策としては、志望校においてどのような問題が出題されるかを、過去問や、研究室訪問時に院生に聞いて把握し、その回答を考え、覚えておくということです。
それを数年分やっておくこと良いです。
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どのような質問でも構いませんので、遠慮なくご質問ください。
当ハピネスゼミの「看護大学院受験英語対策講座」は、こちらををご覧ください。
皆さまが看護大学院に合格されることを願っています。
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