看護大学院入学時、入学金や授業料がかかりますが、今回はその他の出費について記述します。
仕事を辞めて看護大学院に入学する人が大半と思います。
一般的なことですが、示しておきます。
出費の1つとして、健康保険料の掛け金が月々かかります。
退職時に、国民健康保険に加入するか、共済年金(公務員だった場合:看護師として公立病院で働いていた場合や、保健師として自治体で勤務していた場合)や厚生年金の任意継続のどちらかを選びます。
国民健康保険料は、自分が住んでいる自治体によって保険料が違うので、各自治体の窓口に行って、自分の保険料がどれぐらいかを聞く必要があります。
国民健康保険料と、共済年金や厚生年金任意継続保険料を比較して、安い方を選んでください。
結婚されている方は、夫(妻)の健康保険に扶養控除として入るという選択肢もあります。
これだと健康保険料が不要になります。
しかし、扶養控除になるには収入条件があります。
年収が130万未満と決められています。
つまり、アルバイトは年間この額以下にしないと、次の年扶養から外れます。
奨学金も収入に換算される場合があるので、よく市区町村の健康保険課や大学院厚生課等に行って聞いてください。
車を持っている方は、当然ですが自動車税がかかります。
普通車だと3万ほどです(平成25年時)。
軽自動車だと安いですね。
1万もかかりません。
働いている時は、それほど負担に思いませんでしたが、
大学院に入学してまとまった額(20万以上)の月々の給料がないと、税金関係の出費は大きいです。
この他に住民税の徴収もあります。
前年の収入に応じて、徴取されます。
退職して看護大学院に入学した場合、修士一年時に25万ほど徴取されると考えておい他方がいいです。(前年度年収450万ほどの場合)
看護大学院に入学してくる方のほとんどは退職して入学してきます。
そのため、出費に関して情報を持っておくべきだし、そうした情報に基づいて準備をしておくと良いです。
また、携帯電話の使っていないオプションなども整理して、少しでも不要な出費をしないようにすることも必要です。
こうした出費に対応するためにも、看護大学院生は週に1日くらいアルバイトをしています。
看護大学院生がしているアルバイトについては、こちらをご覧ください。
大学院は様々な経験や人脈ができますが、お金の面も考えて対策をとっていきましょう。