非常勤の行政保健師に採用されるには!?

非常勤の行政保健師に採用されるには!?

非常勤の行政保健師に採用される基準

非常勤の行政保健師に採用されるには!?

保健師,非常勤,採用

行政保健師の非常勤の仕事について、何人かの方からご質問をいただきました。

 

看護師としての経験がほとんどないのですが、行政保健師になるべく勉強を始めました。

 

採用試験まで、行政保健師の非常勤の仕事を見つけて、やっていきたいと考えています。

 

行政保健師の採用試験で、看護師としての経験がなくても不利にならないことはわかるのですが、非常勤の採用の場合は、やはり看護師としての経験や、行政保健師としての経験がないと、受からないのでしょうか?

 

ご質問、ありがとうございます。

 

行政保健師の非常勤に採用されるかどうかは、自治体によります。

 

産休の職員の穴埋めに採用したい場合などは、職員が産休、育休明けに復帰しますので、あまり教育の体制はなく、即戦力が求められることが多いです。

 

以前、行政保健師であったが、何らかの理由で辞めた方などが該当します。

 

また、行う業務を限定して募集することもあります。

 

例えば、検診担当募集などでは、看護師として検診業務を行っていた人は、採用される可能性があるでしょう。

 

乳児検診担当なども、担当が限定されている分、常勤の職員が教育してくれますので、看護師や行政保健師の経験がない場合でも採用されることはあります。

 

ただ、やる業務が限定されている分、働く日数が週に1回などになります。

 

常勤の行政保健師採用試験に向けて試験勉強している方などは、勉強する時間も作れて、この形態で働いている方もいます。

 

しかし、一般的な募集の場合、自治体が教育をして非常勤の職員を採用したいと考えている場合は経験がなくても採用されることがありますが、そういう自治体は少ないでしょう。

 

行政保健師採用試験(正職員)を今まで何度か受けて、しかし、合格できなかった、だが、やはりその自治体に採用されたいと考えている場合、その自治体がパートの保健師を募集している場合は、採用されることが結構あります。

 

自治体の方もその受験生を知っていますし、あと少しで合格だった場合などは、保健師としての知識もまああると考えて、採用されることがあります。

 

パートとして働きながら、試験勉強を続け、次の採用試験に備えたりもします(試験勉強の時間は限られますが、行政保健師の仕事をじかに体験できるので、採用試験の専門科目には有効でしょう)。

 

自治体によって採用基準が違いますが、看護師としての臨床経験がほとんどない、行政保健師としての経験がないだと、もし応募者が複数いて、臨床経験がある人がいたら、そちらの方を選ぶかもしれません。

 

自治体によって採用基準が違いますので、なんとも言えませんが、採用の傾向は上記のような感じです。

 

行政保健師の非常勤をやりつつ、試験勉強をしようかなと考えている行政保健師志望者も多いと思います。

 

採用の基準は自治体によりけりであり、採用されたらラッキーくらいのスタンスがいいと思います。

 

あくまで、行政保健師採用試験(常勤)に向けて、しっかり勉強していくことが大事です。

 

行政保健師採用試験の勉強法については、こちらをご覧ください。

 

行政保健師としての生活、今後の進路などで、不安に思っていること、疑問に思っていること等がありましたら、遠慮なくご質問ください。

 

どのようなご質問でも大丈夫なので、こちらより、ご相談ください。