行政保健師採用試験に関して、次のようなご質問をいただきました。
行政保健師にどうしてもなりたいが、行政保健師採用試験(公務員試験)で出題される判断推理、数的処理が苦手で困っています。
判断推理、数的処理を捨てて、その他の生物や、現代文、日本史、英語などで点数を取ろうかと考えています。
こんな感じで行政保健師採用試験に合格することはできますでしょうか?
行政保健師採用試験の教養試験は、判断推理と数的処理の出題数が多く、自治体によっては判断推理と数的処理で基準の点数を取らないと、その他の科目が良くても足切りされるところがあります。
受験生の中には、判断推理と数的処理が難しく、これら2つの科目を勉強せず、これら以外の科目(例えば英語、現代文、社会、生物など)で点数を稼ごうとする方がいますが、危険です。
判断推理、数的処理以外の科目がいくら良くても不合格になってしまう可能性があり、判断推理、数的処理に関して、全く勉強せず試験に挑むのはやめましょう。
苦手としても、少なくとも判断推理か数的処理のどちらかは十分勉強しておくことが大切です。
おすすめの参考書は、
判断推理は、
公務員試験 判断推理がみるみるわかる! 解法の玉手箱[改訂第2版] [ 資格試験研究会 ]か、
畑中敦子の判断推理ザ・ベストプラス【第2版】 [ 畑中 敦子 ]
数的処理は、
公務員試験 数的推理がみるみるわかる! 解法の玉手箱[改訂第2版] [ 資格試験研究会 ]か、
畑中敦子の数的推理ザ・ベストプラス【第2版】 [ 畑中 敦子 ]
がいいでしょう。
畑中の方が、やや難しいです。
判断推理、数的処理は自分1人で勉強していると、わからない問題が続き、勉強自体が嫌になる(結果、判断推理、数的処理を勉強せず、そのほかの科目で点数を取ろうとする受験生がいる)ことが多いので、予備校の通信講座などを取るといいと思います。
わからない問題は質問すれば教えてくれるし、勉強がスムーズです。
東京アカデミーは、教材の作りもよく、おすすめです。
公務員試験の予備校なので、論文対策、面接対策もしてくれます(オプション料金がかかる場合があります)。
私も東京アカデミーの通信講座を受講していました。
資料を取り寄せて講座の詳細を見てみるといいと思います。
教養試験としては、全体で5割程度の得点がほしいところです。
もう少し点数が低くても1次試験で合格することも多いですが、面接試験で筆記対策はしっかりやっていたかを、行政保健師にどのくらいなりたいかと絡めて聞いてくることがあります。
教養試験を4割ほどでも最終合格することもありますが、確実に合格するためにもしっかり教養対策、判断推理、数的処理の対策を行いましょう。
行政保健師について、私でわかることでしたら、ご回答しますので、ご質問ください。
皆さまが、保健師採用試験に合格し、行政保健師として活躍されるのを願っております。
ファイトです!