看護大学編入試験は、8月と9月にありました。
ここでは、第一志望校の受験体験記を書きたいと思います。
第一志望校の編入試験は、9月にありました。
ちょうどみんなが就職試験を受験している時期でした。
私は、早くから看護大学編入試験を受験しようと思っていましたが、いざ本番が近づくと恐かったです。
もし受験した大学に全部落ちたら、どうしようと考えていました。
友達の多くが就職説明会に参加し、どこの病院がいいかを話し合っていました。
私は、友達の就職活動を応援していましたが、自分の受験に関しては恐い気持ちが強くなっていきました。
そういう時には、学校の友達の何人かも看護大学編入試験を受験するので、話をしてお互い緊張を和らげていました。
勉強に関して、英語はまずまず得意になっており、志望校の過去問をやっても7〜8割は取れるようになっていました。
「看護」科目に関しても、看護師国家試験問題集のクエスチョン・バンクをやり、予備校で「看護」の授業を取っていましたが、予備校の授業を復習し、志望校の過去問をつぶしたところ、7割ぐらいは得点できるようになっていました。
小論文は、まるまる使える医療看護福祉系小論文改訂版をやっただけでしたが、小論文の書き方の型がわかり、まずまず書けるようになりました。
面接は、一夜漬けでした。
面接は、受験2日目にありました。
1日目が終了後、東京アカデミーに立ち寄って、面接ではどのような質問が出るのか、その回答はどのようにしようかを考えたような状態でした。
あまり、十分な受験準備はできませんでしたが、それでもある程度やったという自信はありました。
受験当日は、スーツでいきました。
大学の最寄りの駅を降りて試験会場に向けて歩いていると、同じくスーツを着た大勢の人が大学に向かっていました。
雰囲気から受験生だろうなということはわかりましたが、こんな大勢の中から少数しか合格しないのか、国立だと補欠を多く出すはずもない、などと考えていたのを覚えています。
やるだけのことはやったので、自分の力を出したい、できれば受かりたいという気持ちで一杯でした。
試験会場の教室に入り、少し座って緊張をほぐしました。
そして、トイレに行った後、受験開始まで参考書を読んだりして過ごしました。
そうしているうちに、看護大学編入試験開始となりました。
英語は、看護大学編入試験で最も重要な科目であり、これで合格点が取れると、看護大学編入試験合格はほぼ約束されます。
英語が一科目目で、緊張するなと思いながら、もうここまで来たら、自分の力を出し切るだけと思い、頭を切り替えました。
受験番号と名前を書くのを忘れないようにと頭の中で唱え、確認してから問題に取り組みました。
英語は、長文問題中心。
長い文章で、なおかつ普段よりゆっくり読んでしまい、時間ぎりぎりに終わりましたが、7-8割取れたかなと感じました。
「看護」は、この大学の3年次編入試験の過去問で勉強した問題が多く、これも手ごたえがありました。
また、看護師国家試験と似た問題も複数あり、看護師国家試験問題集(クエスチョン・バンク)で勉強してきて助かりました。
小論文も、小論文の参考書に載っていたネタを使って、型を意識して書き終えることができました。
一日目は、手ごたえを感じて終わりました。
そして、一日目終了後、予備校に寄り、明日の面接試験の準備をしました。
看護大学編入試験二日目は、面接試験でした。
面接では、質問に対する回答を暗記して臨みました。
初めに、志望動機などを聞かれました。
そして、そろそろ終わりの雰囲気かなと思った時、1人の先生から質問がきました。
「精神科では、社会的入院が問題になっているけれど、看護師としてあなたはこの問題にどのように取り組んでいったらいいと思う?」
正直、この質問にどのように返答したのか覚えていないです。
精神科の質問は予想していなかったので、頭が働かず、しかし、何か答えなければと思い、精神科実習での出来事などを思いつく限り述べ、最後に「まとまっておりません。すみません」と言ったことしか覚えていないです。
こうして、私の看護大学編入試験は終了しました。
看護大学編入試験終了後は、一度、学校の友人と小旅行に行き、それからまた、みんなと力を合わせて実習を乗り越えていきました。
看護大学編入試験受験から3週間後、合格発表がありました。
第一志望の大学の合格発表は、自分で見に行きました。
合格発表までの日々は、ずっとあの面接での出来事が引っかかっていました。
それでも、もうどうにでもなれという気持ちにもなっていました。
合格発表時間から1時間ほど経った後に見に行きました。
掲示板に合格者の番号が書かれた紙が貼ってあるのが、遠くから見えました。
ゆっくり歩いていき、私の番号が目に飛び込んできた時、涙がぽろぽろ流れたのをよく覚えています。
自分で受験すると決めておきながら辛くて嫌になってしまう時もありました。
しかし、このような嬉しい場面を経験できたのも、今になって思うと、貴重な体験となりました。
この時、普段、面と向かって言えないことでも素直に言える雰囲気があります。
かくいう私もすぐに母に電話して、感謝の言葉を言いました。
「お母さん、支えてくれてありがとう」(普段は言えないけど。いつも支えてくれました)
私や私の編入生仲間が受講していた東京アカデミーは、看護大学編入試験に関する長年の情報が蓄積され、それをもとにテキストも構成されています。
志望校の過去問を解説してくれたり、編入試験の過去問を公表していない大学の問題も、実際に受験した受験生から聞き取りを行い、見ることができます。
看護大学編入に関しては、他の予備校を圧倒しています。
通学のほかに、通信教育もあります。
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また、看護大学編入全般について、わからないことは遠慮なくご質問ください。
どのような質問でも構いません。
看護大学編入試験は、勉強すれば最難関大学でも容易に合格できる試験です。
効率よく勉強して、看護大学編入試験合格を掴み取りましょう。
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