看護師ですけどずる休みしたことありますか!?仕事がつらかった。
こんにちは。今日は、いけない話をしてみようと思います。
私は看護師として救命救急センターに配属され、今も同様に勤務しています。
途中、外科病棟に異動もありましたが、やはり救急がやりたい、いずれは認定や、専門看護師も視野に入れています。
入職時も、救命救急センターを希望していました。
毎日、忙しいですけれど、学ぶことも多く、充実しています。
おいおい、全然、いけない話じゃないじゃないか、と思うかもしれませんが、ここから暗い話になっていきます。
私は昔から物事を理解するのに時間がかかる人でした。
努力はするのですが、他の人が先生や先輩の言っていることをすぐに理解し、実践することができるのに、私は本当に理解できない、先生や先輩が言っていることの一部しか理解できず、満足な評価を与えてもらえないということが頻回でした。
看護学生の時に、自分の進路を考えたとき、救命救急でチームで命を救う姿が、私の脳裏にひらめきました。
それまでも、テレビなどで、救命救急の特集があると、録画して何度も見るような子でしたので、救命救急に行くというのは自然の流れでした。
救命救急でバリバリ仕事をしていきたい、そういう思いがありました。
一方で、私には不安がありました。
私のような理解力がない、どんくさい人が救命救急に行って勤まるか、足手まといになるのではないか、そうした不安は正直ありました。
はい、足手まといでした。。
救命救急の仕事というのは、いつ、なんどき、患者さんが来るかわからず、来るときは立て続けに来たりと、エネルギーを使う、ハードワークになりがちです。
そうした状況では、周りの先輩や、医者が何をやっていて、それはどのような意味があるのか、次に同じような場面が来たら自分は実際に行動することができるかを考えていく必要があります。
一緒に入職した同期は、物事を理解し実践するのが早く、同じような場面があったとき、チームの一員として働いている姿がありました。
それに引き換え、私は、同じような場面があっても必ずと言っていいほどミスをして、先輩に怒られることが頻回でした。
先輩は1から10まですべてを教えてくれるわけではありません。
それは同僚も同じ条件なのですが、同僚は物事をよく理解し、私は一部しか理解していないかったという違いがありました。
私は先輩に言われたことはなんとか理解しようとしますが、同僚は、先輩から言われたこと+自分で調べたことをすぐに実践する能力がありました。
新人は日勤が中心ですが、日勤で仕事をして、家に帰って先輩から言われた(怒られた)ことを理解し、復習するだけで精いっぱいなのです、私は。
それ以上やる時間がないし、それは本当に能力の差なのかと真剣に悩みました。
そして段々、卑屈になっていきます。
どうせ私は能力が低いんだ、そもそも理解力が低い人が、一分一秒が大事な救命救急に来たことがダメだったんだ、というか、看護師自体が向いてないんじゃないか、救命救急センターでも私が足を引っ張って迷惑をかけているし、もう先輩もあきれていると思う、こりゃもうだめだ。。
この時は今、振り返っても完全に抑うつでした。
センターに出勤するのが怖い、また色々言われるのではないか、言われるだろう、もう辛いな、休もうかな、そうした思考がぐるぐる回っていました。
すみません、、ずる休みしたことあります。。(師長ごめんなさい)
そうした状況にあり、自分でもいっぱいいっぱいになってしまいました。
そしてある日、私は、ずる休みをしてしまいました。
「すみません、体がだるくて、吐き気があり、、、」
朝、病棟に電話を入れ、そう言って休みをもらいました。
電話先の師長は、「大丈夫!?ゆっくり休みな。こっちのことは気にせず、しっかり休養をとって」と言ってくれました。
電話を切ったあと、私は自分のふがいなさに、ずる休みをしてしまったことが恥ずかしく、いけないことをしたという負い目があり、余計落ち込んだことを覚えています。
それでも、あの時の状況では少し自分を休ませる時間が必要だったのです。
ずる休みを肯定するつもりはないし、この記事を見てくれている人には、絶対におすすめしないのだが、それくらい滅入っていました。
多分、電話口の師長もそうした私の状況を知ったうえで、上記のような言葉を言ってくれたのだと思います。
実はそのあとも、1年目は3、4日ずる休みをしているのですが(おい、ふざけんな!)、何度も何度も自分の理解力、実践力の限界を感じてしまい、落ち込んでしまうというのを繰り返していました。
今から振り返ると、もっと物事をうまく理解する方法や、勉強する際におすすめの本、勉強の仕方など、改善するところはいっぱいありました。
自分が追い込まれたのは、自分の勉強の仕方がまずかった、もっとうまく立ち振る舞えたということも今から考えるとあります。
しかし、その時は、そういう知識がなく、ただ自分としては一生懸命やっているのだけれど、うまくいかないという状態でした。
あの時、こういう風に勉強しておけば、このような参考書を使って勉強して入ればもっと理解が早いし、実践力もついたのにと思います。
看護師、助産師として、自分の夢を叶え、仕事を楽しめる人を増やしたい。
私たちが、看護学生、看護師、助産師向けのこのサイトを運営している理由は、そこにあります。
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あの頃の私のようなつらい思いをするのは、過去の私だけでいいです。
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私の一年目はさらに問題がありました。
看護師を詰めて詰めて、詰めまくる先輩看護師がいたのです。
その頓末記はこちらをご覧ください。
皆さんがいきいき働くことを願っています。
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