子供との時間がなかなか取れない、出産を機に転職を考えている看護師さんへ

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子供との時間がなかなか取れない、出産を機に転職を考えている看護師さんへ

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女性にとって結婚・出産はとてもかけがえのないものです。

 

しかし、看護師の仕事を続けていくとなると、結婚、特に出産後には考えないといけない点が出てきます。

 

そこで直面するのが子育てとの両立です。

 

母親としての悩みを抱えながら働く看護師は少なくありません。

 

子供を育てながら働く看護師の悩みとしては、やはり子供と過ごす時間が短いといった悩みがあります。

 

病棟勤務の看護師となると、2交代制や3交代制での勤務です。

 

そうなると日勤・夜勤を繰り返した勤務シフトになりますから、子供と一緒にいられる時間が少なくなってしまいます。

 

子供が学校から帰ってくる時間に出勤といったケースもあります。

 

看護師の仕事は夜勤があり、その点で子供との時間が少なくなり大きく悩む点です。

 

子供とすれ違いの生活になり、子供と一緒に過ごす時間が少なくなります。

 

「仕事の間、子供をどこに預けるのか?」

 

「子供の急な病気になった時にはどうすればいいか?」
といった悩みもママナースにはあります。

 

そこで出産や子育てを機に転職を考えている看護師は、今後の子育てを視野に入れた転職先を探しています。

 

私も、出産を機に一度病院を離れました。

 

子供を授かって本当に嬉しかったですが、病院が色々配慮くださったのですが、子供との時間をもっと大切にしたいという思いがあり、退職しました。

 

退職する際は救急での仕事が好きでしたので大変悩みましたが、50代になって子供が成人して思うことは、あの時に一度退職して子供との時間を大切にして良かったということです。

 

これは個人個人の価値観ですが、今、子供と仲良く関係性を築けているのは、あの時に子供との濃密な時間を過ごすことができたからというのが大きいと感じています。

 

結構、子供は小さい時の記憶を持っていて、「あの時に、お母さんと○○したね」とか、こちらがびっくりするようなことを覚えています。

 

1歳や2歳の断片の記憶だと思うのですが、こうした一瞬一瞬の記憶が、関係性には大事なのかと思います。

 

看護師免許は一生使えますが、私は救急を離れることで技術や知識がもうついていけないのではないか、もう救急には帰ってこれないと退職する時には思っていました。

 

その後、クリニックにて勤務しましたが、患者さんが地域でどのように生活し、実際、クリニックではどのような会話がなされ、どのような生活をし、楽しみは何かなど、救急では学べないことを知る、学ぶことができました。

 

今、救急に戻り師長として勤務していますが、より退院後の生活を考えた救急看護を展開できるようになっています。

 

単に救急ということではなく、退院後の生活を具体的にイメージした援助が病棟の中で展開できるようになっています。

 

看護師の仕事は一生もの、どのような経験もその後に生きてきます。

 

経験を積むために病院の中でも異動がありますが、今振り返ると、出産を機に退職したこと、クリニック勤務も私の大切な経験になっています。

 

もちろん、病院のシステムで出産をした看護師に対する援助も手厚くするよう求めています。

 

看護という仕事は人を看ること、人の人生に関わることです。

 

自分自身の人生も大切にし、自分の気持ちや考えを見つめることが、その後の看護観にも影響してきます。

 

看護という仕事は経験がものを言います。

 

それは看護師としての勤務経験だけでなく、人生経験です。人の気持ちがわかる、患者さんの人生がわかる看護師になるために、色々な経験をしてください。

 

出産、子育てを機に転職を考える看護師はまずは自分がどの範囲なら働くことが可能であるかをじっくりと考えるべきです。

 

夜勤がない職場もありますし、子供が学校にいる時間だけ働くといったパートやアルバイトでの勤務スタイルへの転職もあります。

 

子供と密な時間を過ごす時間は限られています。

 

その時間を母親といかに過ごせるかが子供との関係性にも影響を与えるのかもしれません。

 

院内保育園があり、夜勤がない、短時間勤務の病院も転職先としては人気があります。

 

院内保育園なら仕事の合間に子供の様子を見ることもできますので、安心して働けます。

 

急な病気でも病院内ですから診察を受けることもできます。

 

出産、子育てを機に転職を考える人はママナースとして働きやすい職場であるかどうかを入念に調べる必要があります。

 

職場に自分と同じママナースの人は多いのか?といったところも重要なポイントです。

 

立場が分かりあえる仲間がいれば、子供の学校行事なども協力をしあって休みをとることができます。

 

看護師の仕事と育児の両立に理解がない職場だと、やっていくことは難しいでしょう。

 

そこで、出産、子育てを機に転職先を探す場合には職場の環境を把握した上で転職先選びをしなければなりません。

 

その為には多くの医療機関の職場内の情報に精通している看護師転職サイトの利用がオススメです。

 

看護師転職サイトは、看護師を求人する医療機関と、転職先を探す看護師とのパイプ役を担っています。

 

重要なのは外部からは知ることができない院内の職場環境について熟知していることです。

 

夜勤は実際はどうなのか、紙面上は夜勤がないとなっているが、夜勤なしで同僚から無言の圧力はないか、同僚に同じママナースは何人いるか、フレンドリーな職場かなど、出産、子育てを機に転職を考える人が働きやすい職場を紹介してもらうことが重要です。

 

出産を経て、子育てと仕事の両立を図るためには、自分が希望する無理のない範囲で働ける職場を探さねばなりません。

 

そのためには人間関係も含めた病院内部の情報に精通した実績ある看護師転職サイトを利用しましょう。

 

ただ、看護師転職サイトの中には、内部の情報をほとんど持っていなく、ママナースに働きやすい職場かどうかという情報を持っていないところもあります。

 

出産、子育てをしているママナースに有益な情報を提供できる転職サイトを選びましょう。

 

自分ではなかなか病院内部の情報を知ることは難しいですが、こうした看護師転職サイトを利用すると内部の情報を知ることができます。

 

最近では、子育て中の看護師が、一般企業の保健室へ転職することも増えているそうです。

 

企業の社員としての扱いになりますから、土日が休日となり、子供と過ごす時間が確保できるそうです。

 

こうした場合も、看護師転職サイトは、企業の働きやすさなどの内部情報を持っていますから、教えてもらいましょう。

 

多くの看護師求人サイトに登録することはお勧めしません。

 

職場内の働きやすさについてしっかり情報を持っている、ママナースにそうした情報を提供する看護師転職サイトに登録し、希望条件を伝えましょう。

 

私や私の知人が利用した、ママナースにとって働きやすいかなどの病院、クリニック内の情報を提供してくれる看護師転職サイトは、MC─ナースネットです。

 

病院やクリニック内の人間関係や、働きやすさに関する情報を提供してくれます。

 

また、働き始めた後もフォローがしっかりしていて、困ったことはないか、働きやすさはどうかなど、適宜相談にのってくれます。

 

子供が生まれて子供との時間を大切にしつつ、看護師としてさらに成長できるように経験を積んでいきましょう。

 

私の娘は、今年21歳になりました。

 

娘の成長を見守りつつ、来年4月から看護師になる(予定)娘がここまで育ってくれたこと、一緒にいる時間を持てたことを嬉しく思っています。

 

来年には、家を出ていってしまうのかな。。

 

小さい時に過ごした、子供との時間が愛おしく感じます。

 

寂しいけれど、旅立て!

 

本当は行ってほしくないけれど、旅立て!(実習でヒーヒー言っている娘を横目に)

 

転職以外にも、看護師として働いていく上で不安に思っていることがございましたら、私でよかったらご相談ください。

 

私もママナースです。

 

色々経験してここまできています。

 

皆さんが笑顔で、仕事と家庭を大事にしつつ、いきいき働けることを応援しています。

 

私にできることがございましたら、こちらより、ご相談ください。

 



 

(written by S救急師長)

 

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