看護師の転職で福利厚生が重要な理由
看護師が転職をする際、重要な条件のひとつが福利厚生です。
福利厚生とは看護師の働きやすさをサポートする制度で、医療機関だけでなく一般の企業においても福利厚生の内容は転職を決める重要なポイントです。
法律で定められている福利厚生の他に、法定外福利と呼ばれる福利厚生があります。
法定外福利は病院によってその内容が異なりますので、看護師の転職の際には転職先の法定外福利について調べる必要がありますね。
看護師の転職の際、チェックしなければならない福利厚生が休日です。
有給休暇がどれだけの日数を支給されるのかを確認する必要があります。
看護師業界は不規則な休日です。
よって自分が希望する日に有給休暇がとりたいと考える人は多く、有給休暇の日数はとても重要です。
国公立の病院では初年度の有給休暇は20日と言われています。
病院の規模や経営母体によっても休日に関する福利厚生には違いが生じますので、福利厚生を考慮した転職先探しも必要ですね。
結婚や出産を控えている人には、産休休暇や育児休暇といった福利厚生も確認しておかなければなりません。
先輩看護師が実際にそうした福利厚生を利用し、出産や育児の為に休みをとっているかどうかが大変重要です。
実際、産休休暇や育児休暇はあるけれど、取りづらいということはざらです。
法律上決められた休暇ではあるけれど、病棟の雰囲気で取りづらいということがあります。
師長もその雰囲気はわかっているけれど、それに対処しないところもあります。
そうした病院は、離職率も高くなり、自転車操業の状態になっているところが多いですが、そうした病院に入らないようにしましょう。
私は、はっきり言ってしまいますが、そうした病院に行ってもさんざん働かされて、技術もしっかりしていないところが多い。
忙しすぎて清潔操作を徹底していなかったり、患者さんに対しての責任が全くないという病院もありました。
転職をする際には、福利厚生の実施状況が、その病院の看護技術や、看護観を示唆するものの1つとなっています。
子育てと看護師の仕事を両立したい人にとっては、院内保育などの福利厚生も重要
院外の保育園に預けるとなると送迎や保育料の問題が生じます。
しかし、院内で子供を預かってもらえると送迎の時間は省かれ、保育料の優遇が受けられ、とても助かりますね。
看護師をバックアップする福利厚生がある病院への転職は看護師本人だけでなく、家族への負担も軽減することにつながります。
転職先を探す看護師が重視する福利厚生としてレクリエーション制度があります。
保養所が安い料金で利用できたり、トレーニングジムの優待券などが支給される福利厚生もあります。
毎日忙しく働く看護師にとって、心身をリフレッシュすることはとても大切です。
頑張っている看護師をサポートする福利厚生は、病院側の思いやりを感じますね。
住宅補助を行う福利厚生もあります。
通勤時間を軽減するために病院の近くに看護師寮や社宅を用意する病院も多くみられます。
そうした福利厚生により、通勤時間が減り、プライベートな時間が増えますので、その結果として公私ともに充実した生活を送ることにつながるでしょう。
看護師は大変ハードな仕事です。
それゆえに福利厚生の制度によってハードな仕事をサポートしてもらえると、それは働きやすさにつながります。
転職の際には転職先の福利厚生が充実しているかどうかのチェックは不可欠です。
ただ、なかなか病院の内情についてはわからないというのがあります。
ネットでの情報を集めても、実際に休みは何日くらい取れて、産休や育休の実施率はどれくらいかを示すデータは出てきません。
しかし、その情報こそが重要になってきます。
そうした時に、転職サイトを活用するといいです。
転職サイトの担当者は、病院周りをしていて、その病院の内情について詳しいです。
人間関係はどうか、実際に休みは何日くらい取れているか、産休や育休の実施率はどれくらいかなどの情報を持っています。
担当者にそのことを聞いてから、慎重に判断しましょう。
担当者からの情報は、生の情報です。
病院周りをしているからと言って、病院側に都合がいい情報をこちらに提供しても、入った後すぐにその情報が真実だったのかどうかがわかります。
もし真実ではなかったら、その看護師はすぐに辞めてしまう場合もありますし、その担当者の情報は嘘であったという評判が立ってしまいます。
それだからこそ、生のリアルな情報が出てきます。
これは、絶対に聞いておいた方がいい情報です。
自分が行きたいと思っている病院が、実際には働きやすいのか、本当の情報を提供してもらいましょう。
私は転職の際、MC─ナースネットという看護師転職サイトを使いました。
担当者の方が、自分が志望する病院の働きやすさ、有給休暇の実施率、看護観などを教えてくれ、納得して入職することができました。
看護師として、皆さんがいきいき働いていくことを願っています。
私も3度転職を経験しました。
看護師は、人生の節目でどのように働いていこうか悩みます。
子供が生まれて、子供との時間も大切にしたい、仕事もやっていきたいと考えることがあります。
スペシャリストになりたい、自分の看護を広げる意味で、転職したいという思いも出てきます。
看護師として働いていくと、いろいろ悩むことがあります。
そうした時に1人では悩まず、抱え込まないでください。
私も、抱え込んでイライラしてしまったり、泣いてしまったりということがありました。
病棟ではもちろん泣きませんけど、家では辛くて泣くこともありますよ。
それくらい本当に悩みました。
皆さんも働いていく中で、悩むことがあると思います。
そうした時に、もしよかったらこのサイトを活用ください。
このサイトは、管理人をはじめ、私(S救急師長)、その他いろいろな経験をしてきた看護師、保健師、助産師がいます。
悩んだとき、私たちにできることでしたら、遠慮なくご相談ください。
ほとんど皆、転職を経験してきたので、転職のご相談も大丈夫です。
こちらより、ご相談ください。
皆さんがいきいき働かれることを願っています!
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