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看護実習メンバーでは何が大事?

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基本的に看護実習のメンバーは殆ど固定して、実習する事が多いです。

 

たまに、看護実習病院外の保健所実習や保育所実習など、受け入れ人数によって多少のグループ編成があるかもしれません。

 

しかし、ほぼ1年間の看護実習を同じメンバーで行っていきます。

 

看護実習のメンバー編成を最初に見た時どう感じますか。

 

とても仲が良い人とメンバーになっていなかったり、普段、大して話した事がない人とメンバーになっていたりすることもあります。

 

もちろん、険悪な仲の人とメンバーになる事も殆どないでしょう。

 

看護学校の教官もグループ編成はバランスを考え熟慮の上で行います。

 

また、看護実習中にメンバー間で不満が出てくることもあるでしょう。

 

基本的に、看護実習グループの変更は不可です。

 

話し合いを重ねて、問題の解決にあたるしかありません。

 

このメンバーが嫌だからと逃げ出すことも出来ませんし、看護実習を休んでしまえば単位は取れません。

 

看護師は自立心が強いとか、精神的にタフな人が多いなどと耳にすることがありますが、これは看護実習中に多少、培われたものかもしれません。

 

そして、苦しい看護実習を乗り越えたメンバーですから、長い期間、同志のように忘れ難い人間関係が培われているようにも思います。

 

実習前、実習中、実習グループメンバー同士、お互い連携することを確認しましょう。

 

助け合い、実習を乗り越えることを誓いましょう。

 

実習中、辛いことがあります。

 

全てが順調にいくことはありません。

 

誰もが悩み、辛いと感じます。

 

メンバー同士、支え合うことが大切です。

 

辛さを吐き出せる仲間がいること、その辛さを共感してくれる人が側にいるだけで救われます。

 

もちろん、1人1人が努力しなくてはいけません。

 

実習準備をしていなかったり、実習中も必要最低限の記録や準備をしていなくて、助け合いましょうとはできません。

 

1人1人が努力をする。

 

それでも、努力しても実習中、辛いことがあります。

 

頑張っていることを認めあうこと、もしその学生に必要な参考書などを自分が知っていたら教えあうこと。

 

そうした関係が、いつか自分が実習中に辛くなったとき、仲間が支えてくれます。

 

自習中、やることが多く、自分のことで精一杯になります。

 

それが普通です。

 

しかし、困っているメンバーがいる時には、そのメンバーが頑張っていることを私たちは知っているということを本人に伝えてください。

 

一番側にいる実習グループメンバーです。

 

その人が頑張っているかどうかはわかるはずです。

 

頑張っているから悩む、そういうことは多いです。

 

メンバー1人1人が自分がやるべきことを頑張ることが大前提ですが、その頑張りを他のメンバーに評価されると、人は救われることがあります。

 

それぞれが支え合っていくというのは、看護師になってからも大切なことです。

 

ケアをするときに一緒に行う、ある看護師が忙しそうにしていたら手伝う、そうした姿勢が働くようになってからも求められます。

 

病院、病棟の中には、お互い支え合うという雰囲気がない所もあります。

 

そういう所は、看護師の離職率が高いです。

 

支え合う雰囲気がないと、疲弊してしまう。

 

また、そういう病院、病棟は看護学生からの評価が低いです。

 

就職したくない病院、病棟として言われることもあります。

 

看護師になった後、お互い支え合ってケアを行っています。

 

看護実習グループにおいても、1人1人が努力しつつ、辛い時には支え合うことが必要です。

 

今まであまり話したことがない人達とグループになることもあるでしょう。

 

それでも支え合っていくこと。

 

何も大げさなことをするわけではなく、「実習大変だね」「指導者なんとなく怖いね」「でも、2週間、頑張ろう。みんなで頑張ろう」とグループメンバーで話していくだけで、それは支え合っています。

 

看護実習は、みんなドキドキ、不安です。

 

看護師さんも忙しそうにしていて、怖く見える。

 

そんな中、実習するんです。

 

疲れますよね。

 

そうした不安や辛さを吐き出せるグループになっていってください。

 

実習中は辛くて泣いてしまうこともあったり、今まで、他の人に見せたことがないような姿を見せてしまうかもしれないし、見るかもしれません。

 

実習中は辛くて当たり前です。

 

看護師として働くようになってからも、辛くて泣くこともあるんですよ。

 

みんなそう。

 

辛くなる時も多いです。

 

そういう時に、仲間の存在が助けになります。

 

看護師として働いている時も、仲間の看護師が助けてくれます。

 

私も他の看護師が辛い時、助けます。

 

看護は、チームで看護をしているので、お互い助けあって働いています。

 

実習中も同じです。

 

お互い支えあって実習していくことが、看護実習を乗り越えるコツであり、看護師として成長するコツでもあります。

 

実習を通して皆さんが成長し、笑顔で看護学校、看護大学を卒業されることを願っています。

 

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(written byいまちゃん)

 

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