救命救急センターに配属されて・・看護師辛い
救命救急に配属される場合、当然ながら自分が希望してくる看護師と、希望していないのに、配属になった看護師がいる。
ただ、自分が希望して救命救急センターに配属になったとしても、最初の3ヶ月は辛いことの連続である。
自分が今まで積み上げてきた看護技術では太刀打ちできないようなことが続き、自信がなくなっていく。
バリバリ働くんだと希望を胸に働きだしても、いざ患者さんが目の前に来て、そこでの救命救急センターのスタッフの行動の速さ、判断の速さを見ると、異次元のような感覚に襲われる。
救命救急センターに配属を希望しなかった看護師にとって、そこは辛い時間であったりする。
素早い判断が求められ、行動しつつ考えていくという救命救急センターの看護は、なじめないのも無理はない。
新人が救急病棟に配属になることもある。
その場合も、最初の数か月は、自分が何もできないことが辛く、先輩から指導を受け、そこで自分の気持がいっぱいいっぱいになっていく。
先輩の一言が、胸に突き刺さり、その言葉が尾を引いて、何度も自分を傷つける。
帰ってからもその言葉が自分を苦しめ、「先輩は私のことを嫌っているのでは」そういう考えがもたげる。
救命救急センター、救急病棟では、先輩から指導を受けることが多くある。
それは、患者さんの命に直結しているからで、看護師の少しの判断の遅れや、準備の遅れ、技術不足が患者さんの命を脅かす。
新しく配属された看護師たちも、なんとか患者さんの役に立ちたい。
患者さんの命を助けたい。
患者さんの命を守る援助をしたい。
そう考えている。
しかし、実際、配属されてから何もできず、毎日毎日、先輩に指導を受ける日々が続き、「私って、看護師として能力がないのかもしれない」と考えるようになっていく。
そして、辛い気持ちになり、気分が落ち込み、食欲がなくなっていったり、熟睡できなくなっていったりする。
しかし、日々、救命救急センター、救急病棟での業務は続き、追い込まれていく。
私も同じであった。
私は、希望して救急病棟に配属となったが、毎日先輩から怒られていた。
私は新卒で救急病棟に配属になったが、看護技術がないのはよくわかっていたが、人間性を否定されるような言葉を何度も浴びた。
うつ状態がずっと続いていたし、何度も看護師を辞めようと思った。
せめて1年、半年やると全然違うものが見えてくるという言葉をもらったこともあったが、当時の私にはほとんど効果はなかった。
思い出すと、辛くなってきますね。
続きは後日・・
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